
スワップポイント生活を始めようと思うけど、どんな仕組みなんだろうか?

それにいつスワップポイントは貰えるのか?わからないことが多いぞ
とスワップポイント取引について悩んでいませんか?
今回の記事を読めば
・スワップポイント計算方法
・スワップポイントがいつもらえるのか?
がわかるようになっています。
スワップポイント取引を始めようとしている方や、マイナススワップに悩んでいる方にオススメです。
スワップ ポイントの仕組みとは?
スワップポイントの仕組みについて解説をしていきます。
FX取引は異なる2つの国の通貨の交換という取引を行っています。また、通貨の交換と同時に金利の交換も行われています。
各国の金利は異なる為、この金利の交換を行うことでその差額を調整する必要があり、その金利差調整額のことをスワップポイントと呼びます。
低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、スワップポイントを受け取る事ができます。
スワップ ポイントの計算方法は?
スワップポイントは、FX業者の独自の基準で算出され提示されています。そのため、FX業者によってスワップポイントは多少の誤差があります。
ただ基本的には計算方法は同じなのでここでは基本的な解説をします。
スワップポイント業者別一覧
スワップポイントは、各国の政策金利と為替レートが判れば、計算することができます。
トルコリラ/円を13.50円で1万通貨分買い注文して保有しているとします。
トルコリラを1万通貨所有しているということは、その時価を円に換算すると、13.50×1万=135,000円持っていることになりますね。
トルコの政策金利が19%、日本の政策金利が₋0.1%とすると、その金利差は19-0.1=18.9%となります。
この数字18.9%は年利計算なのでそこからさらに、1日当たりに変換(365日で割る)することが必要です。
1日当たりに変換すると 18.9%÷365日=0.05178・・・%になります。
つまり、トルコリラ/円を1日もって入れば、0.05178%の利息が受け取れるということです。
後はこの1日当たりの利息に保有通貨の時価総額を掛けることでスワップポイントを求めることができます。
例の計算式は、135,000円×0.05178%=69.90円のスワップポイントになります。
逆にトルコリラ/円を同じ量だけ売っていると69.90円のマイナスポイントとなるので金利を逆に支払わないといけなくなります。
ただ、これはあくまでの基本的な計算方法であり、各FX業者によって、期間の算出方法が異なったり、独自の算出があるためスワップポイントは各業者によって僅かな差が出ます。
スワップポイントとはいつもらえるのか?
スワップポイントがいつもらえるのかと言うと各業者によって付与の仕方が異なります。
ただ、だいたいは似たりよったりなのでニューヨーククローズ(日本時間:午前7:00/米国標準時(夏時間時:午前6:00)時点でポジションを保有していた場合に付与されます。
よく1日保有していないとダメなんじゃないかと思われがちですが、ニューヨーク時間の終了時刻が付与日なので気を付けておきましょう。
ただし、各業者によっては付与時間等が微妙に異なってきますので自分が取引をする業者の公式HPをよく確認しましょう。
スワップポイントマイナスになるのはなぜ?
スワップポイントがマイナスになるのはなぜかと言うと先ほど解説をしたとおり、金利の低い方の通貨を売ってしまうと保有している通貨の金利差がマイナスとなるため当然スワップポイントがマイナス発生してしまいます。
金利の高い方を買っていてもスワップポイントがマイナスになるのはなぜ?
先ほど各FX業者によって、期間の算出方法が異なったり、独自の算出があると解説をしたのを覚えていますか?
この各業者の期間の算出方法や独自の算出というのがポイントで、FX業者が損を出している特に独自の算出の方で調整をかけているのではないかと思われます。
この独自の算出方法については公開されていないので、できる限りスワップポイントが提示されている業者・通貨を選ぶようにしましょう。
まとめ
今回の記事のまとめです。
・計算はお互いの国の金利差を引き→ 1日当たりの金利を出し → 保有通貨の時価額で求められる
※ただし、各業者によって多少の誤差がある。
・原則、ニューヨーク時間の終了時間にスワップポイントが入る。
・マイナスになるのは
1 金利の低い通貨を保有している
2 取引業者が赤字を抱えていたりした場合、業者独自の算出によりマイナスにされている。
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