今回はFXにおいて重要な押し安値と戻り高値について解説をしていきます。
この記事を読むことで
・押し安値・戻り高値の見つけ方
・押し安値・戻り高値をどう使うか?
がわかるようになります。
トレンドフォローの手法を使うのであれば必ず覚えておいてほしいことです。
押し安値と戻り高値はダウ理論の根幹でもあるので必ずおさえておきましょう。
押し安値・戻り高値の定義とは?
逆に戻り高値とは安値更新の起点となった高値のこと
つまり、アップトレンドが続くようであれば押し安値は当然更新されていきます。
逆に、ダウントレンドが続くなら戻り高値も更新されていきますね?
押し安値・戻り高値の見つけ方
先ほどの定義でどのポイントを見ればいいかなんとなくわかったかと思います。
では、ここからは具体的にどう見つけていくか解説していきます。
押し安値を見つけるには、アップトレンド中でありそのアップトレンドの最高値を見ます。
そこからその最高値を作った安値を探すことで押し安値を見つけることができるかと思います。
逆に戻り高値はダウントレンド中でダウントレンドの最安値を見つけます。そこからその最安値を作った高値をさがすことで戻り高値を見つけることできます。
押し安値・戻り高値をどう使うか?
では実際にこの押し安値・戻り高値をどう使っていくか解説します。
主な用途しては2点あります。
1相場の目線を固定する。
押し安値または戻り高値を抜けるまでは目線は同じ方向となります。
ダウントレンド中であれば戻り高値を抜けるまでは売り目線で考える
というのが基本になります。
これは押し安値や戻り高値付近にストップロスを置いていることが多いのと、この地点を抜けられる
とダウ理論でのトレント終了と認識されるからです。
2下位足での反対勢力が諦める地点を確認する。
上位足での押し目や戻りの地点で、下位足のトレンド転換に使用します。
1で解説しましたが、押し安値や戻り高値が抜けるとその足でのトレンドが終了することになります。
これを上位足と組み合わせて、上位足での押し目や戻りの地点で開始でのトレンド転換が発生すれば
上位足の方向へ動きやすくなります。
ここで注意が必要なのがあくまで上位足方向へ動きやすいということで必ず上位足方向へ動くわけで
はありません。
また、どの下位足で崩れた時に反対勢力が諦めたと判断すかも重要なポイントとなります。
まとめ
まとめです。
押し安値と戻り高値の定義とは
逆に戻り高値とは安値更新の起点となった高値のこと
であり、その見つけ方は
ダウントレンド中なら最安値の起点となった高値
上位足のポイントで下位足の「押し安値または戻り高値」を抜けるまで待つ
※抜けた後のエントリートリガーは自分で決めてね
抜けた後に下位足で上位足方向と同じ方向にトレンド発生を確認してエントリーする。
勝率が高くなります。
また、いろんなチャートを見てほしいのですがレンジに入る場合の多くは自分が見ている時間足より
も下位足での押し安値または戻り高値が起点となり、監視足でレンジを下限または上限を形成しま
す。
後は自分でしっかりと検証しどの波の大きさをとっていくか?或いはな波ができたと認識をするかと
を見極めていきましょう。
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