夏になるとどうして自販機にはホット(温かい)飲み物がなくなるの?私は夏でも常温やコーヒーはホット派よってかいますよね。
今回の記事は
という疑問に元ルートセールスドライバーが答えていきます。
ルートセールスドライバーとは各地に設置されている自販機にドリンク(飲み物)を補充しながらかつ自販機の設置営業を行う仕事です。
私は21歳から23歳になるまでの2年間地元のルートセールスドライバーをしていました。
今回はそんな私が夏の自販機事情について暴露していきます。
なぜ夏は自販機からホット商品がなくなるのか?
これは皆さんもあらかた検討がついている通り、単純に売れなくなるからです。
冬は寒いので当然、温かい飲み物が欲しくなりますよね?
夏になると逆に冷た~~い飲み物飲みたくなっちゃいますよね?
真夏の30度を超す炎天下の中自販機でホットドリンク買う人なんてごく稀なんです。
いやそれでも、

「ホットドリンクを少しぐらい入れててもいいじゃないか?誰か買うんじゃないの?」
って思いますよね。
基本的に飲料でも食べ物でも消費期限や賞味期限が設定されていますよね?
あまりに売れない商品を自販機に入れておくと賞味期限が切れてしまいます。また、自販機は大体1週間で商品が回るような在庫量を入れるのがベストとされているのです。
それに温かい温度でずっと保管されていると、ミルク成分がある飲み物等は味が変わってしまう可能性があります。
これらの理由により夏にはほとんどの自販機からホットドリンクが消えてしまいます。
夏でもホットドリンクが入れられている自販機はあるのか?
結論から言うとあります。
皆さん夏でも、温かい飲み物を飲みたいときってどんな時ですか?これが想像できる方はどこにあるかわかると思います。
夏でも温かい飲み物がある自販機を設置している場所は
・高速道路のSAやPA
・朝早くから空いている企業やお店
・海沿いの自販機コーナー
・個人的に設置してある店?
・朝早くから空いている企業やお店
・海沿いの自販機コーナー
・個人的に設置してある店?
の4つが挙げられます。
これらの設置場所の特徴は朝晩の温度差が激しいところです。または、冷凍倉庫を取り扱っている
会社には少なからず数種類はホットドリンクが入っています。
冬場ほどはホットドリンクが売れませんが一定の需要があるためホットコーナーを残してくれと要望があります。
ホットやコールドの切り替えはいつから始まるの?
ホットやコールドの切り替え時期を表にしてみました。
ホットからコールドへ切り替え | 早いところで2月末から
遅いところでは4月までには |
コールドからホットへ切り替え | 早いところで9月中旬から
遅いところで10月までには |
この切り替え時期に若干の幅があるのは設置している場所の気象条件に左右されます。
冷え込みが激しいところや暑くなるのが早いところでは当然切り替え時期は異なってきます。
コールドへの切り替え時期の秘密・・・
切り替え時期に実はすべての自販機から1つに集める自販機があります。
ある程度需要が見込めるところにホット商品を残していても気温が変化するとあっという間に売れなくなってしまいます。
なので最後までホットが用意されている自販機にはほかの自販機から寄せ集められたものが入っていることがあります。
その中には賞味期限が近いものあったりします・・・
また、逆にホットからコールドへの切り替え時期も1つ欠点があります。
ホット商品をいったんすべて抜いて、常温に戻してからコールドコーナーに補充することがあるのですがその際、ミルク成分が入って商品はミルク成分が固まっていたりします。
各ドライバーは気を付けているのですが、どうしても中が見れない分品質が落ちたものが混ざっていたりします。
なので各自販機の切り替え時期には不良品にあたる可能性が少しばかり高くなっていますので注意が必要です。
まとめ
本記事のまとめに入ります。今回のまとめは
・夏場にホットドリンクがなくなるのは単に売れなくなるため
・夏でも温暖差の激しい場所にはホットドリンクが入っている
・設置場所により切り替え時期は異なるが2月と9月ぐらいから始まる
・夏でも温暖差の激しい場所にはホットドリンクが入っている
・設置場所により切り替え時期は異なるが2月と9月ぐらいから始まる
ということです。
ルートドライバーさんの苦労があるから、手軽に道端やその場で美味しい飲みものが飲めますね。
ただ、ルートドライバーの仕事は大変すぎて二度と戻りたくないですが・・・・(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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