トルコリラが徐々に政策金利を上げていってますね。そのおかげで円安方向にも向かっており含み損が少なくなってきています。
トルコの政策金利はなぜ上がっているのでしょうか?こちらにまとめましたので気になる方はチェック!!
昨年の今頃は、来年にはスワップポイントが2倍になっていて生活もかなり楽になるんだろうなと思っていたのですがコロナショックで各国の政策金利が下がり非常に苦しい1年になっています。
過去のスワップポイント生活実績は下のリンクから飛べます。
各国の政策金利はどうなっている?
まずは政策金利からの確認です。
2020年11月のスワップポイントはいくら儲かったのか?
2020年8月の運用実績を表とグラフにてまとめてみました
国名 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
アメリカ | 1.75 | 1.75 | 0.25 | 0.25 | 0.25 | 0.25 | 0.25 | 0.25 | 0.25 | 0.25 | 0.25 | |
スイス | -1.25 | -1.25 | -1.25 | -1.25 | -1.25 | -1.25 | -1.25 | -1.25 | -1.25 | -1.25 | ||
トルコ | 11.25 | 10.75 | 9.75 | 8.75 | 8.25 | 8.25 | 8.25 | 8.25 | 10.25 | 10.25 | 15 | |
南アフリカ | 6.25 | 6.25 | 5.25 | 4.25 | 3.75 | 3.75 | 3.5 | 3.5 | 3.5 | 3.5 | 3.5 | |
メキシコ | 7.25 | 7 | 6.5 | 6 | 5.5 | 5 | 5 | 4.5 | 4.25 | 4.25 | 4.25 |
グラフにして改めて見るとこの一年の下落具合がわかりますね。そんな中トルコリラは9月から徐々に政策金利を上げていっています。
このまま各国とも政策金利を上げていってくれればいいのですが、自粛ムードが高まってきており経済状況が悪化すると思われるので現状維持をしてくれるだけでいいですね。
通貨別スワップポイント推移
トルコリラ | 南アフリカ | メキシコ | ||||||
保有量 | 収入 | 含み
(損・益) |
保有量 | 収入 | 含み
(損・益) |
保有量 | 収入 | 含み
(損・益) |
22,000 | 1,400 | -93,354 | 84,000 | 1,436 | -9,031 | 87,000 | 1,143 | -9,719 |
ドルスイス | スワップ合計 | 含み合計
(損・益) |
||
保有量 | 収入 | 含み
(損・益) |
||
10,000 | 704 | ₋49,435 | 4,683 | -161,539 |
トルコリラが利上げをしたことにより対円にて上昇すると思われたので2,000通貨の買い増しを行いました。
また、定期買い付けの南アフリカランドとメキシコペソも4,000通貨の買い増しを行っています。
政策金利が下がるなら買い増しをしているおかげで何とか毎月のスワップポイントを維持しているといった状態です。
ただ、ここにきて南アフリカランド、メキシコペソともに大きく上昇してくれているため含み損が少なくなっています。このままプラス転換してくれるとスワップポイントに加え為替差益も狙えるようになっています。
チャート分析
保有通貨のチャート分析を今月から取り入れます。あくまで長期目線と個人的な見解ですので必ず
そうなるとは限りません。投資判断はご自身の考えに沿って行ってください。
※本分析は緑色が週足の流れ及び抵抗線、赤色が日足の流れ及び抵抗線です。また、参考にしてい
る考え方はダウ理論のみとなっています。
ダウ理論とは何?となる人はこちらの記事を読んでみてください。
ドルスイス見通し
(左)週足 (右)日足
週足レベルではレンジだった下限(0.91937)を割ってきた後、大きく抜けることができず揉んでいることがわかりますね。
これにより週足レベルでは赤の切り下げラインが確認できるようになり、下への圧力が高くなります。この赤ラインを割ってくるようになれば再度、前回レンジだった範囲で上まで登っていく形になるのではないかと思います。
日足に落として見ると週足で揉んでいるレンジが良くわかりますね。週足の下落トレンドラインに加えて赤枠まではまだまだ戻り売りが入ってくるので大きく買っていくことは難しいのではないかと思います。
レンジをした抜けてしまうと再度週足での売りが加速してしまうため含み損が増える形になるのでは思います。
逆にレンジを上抜いて赤枠の戻り売り候補とレンジ上限で挟まれてレンジ天井だった部分がサポートに変わるようであれば通貨の買い増しを考えています。
メキシコペソ円見通し
(左)週足 (右)日足
南アフリカランド円見通し
(左)週足 (右)日足
週足ではちょうど下落トレンドのサポートにまで戻してきた形となりました。サポートラインに加えてトレンドラインも重なってくるポイントなのでまた大きく下げてくるのではと思われます。また、トレンドラインを割っても赤枠を抜いてくるまではまだまだ、週足では売ってくるので完全に転換するまでは時間がかかるだろうと思います。
日足では戻り高値を更新していないため下落トレンドと今回発生した上昇トレンドとの攻防になります。このまま発生した上昇トレンドが続けば週足の戻り高値(赤枠上限まで)を目指す動きになるのではないかと思います。
トルコリラ円見通し
(左)週足 (右)日足
週足で直近安値を抜けてきて順調に下げてきています。かなり強めの抵抗だったため抜けて大きく下落が進んでいますね。ただ、11月に入って陽線が2週続けて確定したため若干下落の勢いが弱くなってきているのかなと言った印象です。
日足でもきれいなダウントレンドが続いていいますね。週足のレジサポに加えて日足でもきれいなレジサポが見られるのでなかなか買いが入ってきづらい状況です。いったん日足レベルでの戻しを完成させるのであれば14円後半までを目指す流れになりそうです。
14円後半には日足サポートがありますのでそこから再度下落を目指す方向になるのか戻り高値を目指す動きになるのかが注目です。
まとめ
ドルスイスは上昇するかと思いきややはりレンジだったようで再度下落をしてきました。メキシコペソ、南アフリカランドともに上昇しているように見えますが、まだまだ週足では下落トレンドでしかもちょうど戻り売り候補になっているポイントなので安心できない状態です。
トルコリラももうしばらくは戻していくのだろうけど日足の下落トレンドすら壊していない状態なのでまたいつ売りが入ってくるかと言ったところですね。
想定内の動きであれば今後も買い増しを続けて平均価格を下げながらスワップポイントを得ていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事が良かった・勉強になったという方はぜひブックマーク等をお願いいたします。
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